「JI」89年1月号 「精神病と霊障との差異について」 ラファエル様
 (時事問題を扱ったメッセージの前半部分は割愛致します)
 (正法者で精神科医の)木村先生からのお手紙で以前から御相談があったことですが、
精神病と霊障との差異については、
やはり症状として診
(み)るから誤診が出るのではないかと思います。
 もし可能であれば脳波やスキャン撮影によって

器質変化の有無を調べて初めて診断を下すのでないと、
精神病の症状としての本人の行動が憑依によって動かされているものか、
本人の妄想的な行為なのか、外部から判別は付け難く、

また悪霊もそれを狙って操るようです。

 その例として憑依でしかなかった一青年が
暴れたという理由だけで警察の保護を受け、強制入院。
 そしてその繰り返しで、暴れなくなったからと
一時帰宅させた翌日に、また憑依されて暴れ出し、
心臓が弱っていたのを知らずに暴れないように押さえ付けた為、
本人が苦しいので反抗し、押さえる側は判らず力を加えて、
いろいろ揉み合ったはずみに内臓が破裂、死亡に至ったケースもありました。
 つい最近の警察の制圧行動に似たようなことです。
 こういった不幸なことが起こらない為にも精神病の診断は内科、外科と同じく、
検査という科学的、客観的な手段を経て治療を決めて頂きたいと思います。

 勿論、本人が行う行動の理由付け又は説明によっても診断出来るでしょう。

 しかし、私が相談を受けた中では
只二例のみ明らかに、思春期の精神病の症状と判断した以外は、
総て巧妙な悪霊の操りによるもので、不幸にもソ連の"良心の囚人"の如くに
正常でありながら、入退院を繰り返されている人が多く、気の毒なことでした。

 特に若い人達は安易に妄想と診断され、内臓を壊すだけの精神科医薬を飲まされたようです。
 ああいった誤診を何とかする方法はないか、その努力をお願いしたいと何時も考えます。

                     (八十八年十二月十五日 口述筆記 千乃裕子)

天上界からのメッセージ - 神から授けられた正法