「JI」87年3月号 「共産主義に蝕まれた社会の現状」 ラファエル様
 前月号で情報よれば、社会主義は悪魔教から由来したと読者連絡にありましたが、
社会主義から発展した共産主義を含め、それは正しい見方だと考えます。
 という訳は、
 まず第一に、神とモラルを否定し、良心の声を無視する。
 第二に、社会を支え、国家を支えている法律、諸規則、習慣、伝統
(を守ろうとする理性)を破壊する目的を以て計画し、行動する。
 第三に、家族離散を企み、人間相互の唯一の繋がりである愛の価値観を歪め、
砂漠のような乾いて、冷酷な人格作りを目指す。
 第四に、キリスト教の神によって定められた、一夫一婦制の価値を減じ、
動物と同じ乱婚、雑婚、離婚を当然視して、罪の意識を無くさせてしまう。
 第五に、生と死に無関心となり、女性や子供でさえ、殺人や虐待を何とも考えず、
容易に行えるような心理状態を社会に作り出す。

 現実にこういった意図で、
数々の文学作品や、テレビやラジオの放映、
放送用ドラマやコマーシャル作品が絶え間なく作られ、
子供向けにマンガ化されて居ることは、誰もが否定出来ない社会現象です。

 そして第一から第五までを忠実に実行した人々はどのような状態で生活していますか?
 荒んでいる人(非行少年少女や、いじめ、凶悪犯罪者の増加)のみ増えて、
大らかに伸々と、希望に溢れ、美しいものを喜び、
翳りのない笑いを持つ人や子供はこの国から消えています。
 他の自由主義諸国も同じ。

 共産主義、社会主義思想(第一から第五を計画し実行する思想)や
リベラリズム(第一から第五に共鳴し、自ら行動に移す人々)が浸透し、
浸食が進んでいる国は特にこの現象が著しいですね。

 この悪魔(の思想)が否定するものを分析すると答えは二種類しかありません。
 良心や愛は人間社会と種の存続の保護に繋がり、"種の繁栄と存続"を。
 性の乱れは犯罪と闘争と死に繋がり、"種の絶滅"を招きます。
 神は前者を望み、良心と愛と生命を人間の世界に齎しました。
 悪魔は後者を望み、闘争と死を齎そうとしているのです。
 
私達を信じるあなた方も、信じず従っていない人々も生命と死のどちらを選びますか?
                  (八十七年二月二十五日 口述筆記 千乃裕子)