「JI」84年8月号 「次期天王の予告、及び神(現天上界)が最後のメシヤであることの真意」
         ガブリエル様
(「天上界メッセージ集(84年7月初版)」188頁掲載)

 私はガブリエルです。
 久し振りに重大な発表の予告の形で今日は私がお話し致しましょう。
 以前から、兄ミカエルに代り、次期大王としてこの私が王位継承をするとお話ししておりますが、
時期が確定しておりませんでした。
 今かなりはっきりした時期が検討され、それは恐らく、
千乃裕子様が私達の所へ来られる日を継承の発表時となるという形に煮詰まってきております。
 その時天の仲介者は、二人の霊能者になるか、一人になるか未定ですが、
この方々は霊言の仲介のみに留まり、実際は有能な数名の方々を中心として天の意志を伝え、
実現の為の指導部となって頂くでしょう。

 又、最近偽者の救世主が日本の内外にかなり増えてきておりますが、
メシヤという形は廃したと既に発表致しました。
 私達真の天上の者を偽者と極め付け、
無視する悪霊憑依者のみがそういった愚言で人を迷わせて楽しんでいるのです。
 形は廃しましたが、真のメシヤは私達と共にあり、
私達が今メシヤとしてあなた方を救おうとしているのです。

 それをはっきりと心に留めておいて頂きたい。

 一人のメシヤが再来によって遂には全人類を救うという予言は
過去の神話と化してしまったことを、
偽者を擁護して恥じない人々に教えて頂きたいのです。
 現実を弁えれば、そのようなことは不可能であると悟られるでしょう。
 民主主義の世に人々が一人に従う筈がありません。
 必ずイエス・キリストを殺害する衝動が再び人類に起るのです。

 彼等は英雄を実際に求めておらず、昔も今も同じ、
一人一人がその英雄になりたいという嫉妬心と功名心しか持ち合わせておりません。
 悪霊の扇動が又、それを可能にし、メシヤを十字架に付けてしまうのです。
 人類は自分の心を知らず、誤りを犯してきました。

 私達はそのような悲劇を二度と起こさせない積りです。この決意は今後も変わりません。
 私達は偽者を偽預言者を操る悪霊を次々と滅していくでしょう。

 世の終わりは来るべきではありませんが、
もし必然的に来るならば、その時あなた方は悟るでしょう。
 人類を救う一人のメシヤの再来はなかった。天は与えられなかったと ー 。
 救われるならば、私達によって救われるのであり、
他の者の惑わしによってではないことを

 モーセ様の合体者については、現在もある人を通じて、
千乃正法 = 現正法の実践とは如何にあるべきかをお教えしています。
 しかしあなた方もメシヤ化する傾向がある為、どの国の誰であるかを発表することは控えます。
 その者が天の意に相応しい人格と認められる迄に成長するならば、
私の王位継承発表と同時に行いましょう。
 そうならない人物ならば、モーセ様の本体として失格となり、
発表はされないものと覚えておいて下さい。
                      (八十四年六月二十九日 口述筆記 千乃裕子)

天上界からのメッセージ - 神から授けられた正法