「 JI 」82年5月号 「使命感の本質について」 ミカエル大王様
(「天上界メッセージ集(84年7月初版)」148頁掲載)
正法者たることは如何なることか。
又、使命感の本質について改めて述べてみたいと思います。
この度土田展子さんの疾病により、母上の逆鱗に触れ、
天を天と認め難いとの感情的な発言で、私達は、それ以来
よく私達について走ってきてくれた心優しい乙女を現在失った状態にあります。
しかし一つだけ救いがあったのは、
彼女が正法者の素晴しい一青年と婚約していたという事実で、
二度と私達に彼女を近付かせまいと望む母上の意志を挫き、
良縁を失うまいとする母親の盲愛が、土田さんを辛うじて正法者の群に引き留めました。
ここに皆さんに考えて頂きたいことは、
土田さんの意志はさておき、その青年の愛の方向であり、
私達或いは母親が土田さんを引き離した場合に彼はどう行動すべきか、決意すべきか、
二者択一の場に立たされるのです。
即ち正法者である青年は、正法を捨てて土田さんを取るか、
土田さんを捨てて正法者として働くべきかということでした。
現在その選択は迫られておりませんが、
若い人には一度は出会うかも知れない場面であるといえましょう。
あなたならどうするか真剣に考えてみる必要があります。
又、使命というものの本質は、
天の召命に応ずるが、自分の色々な都合や身体的、経済的支障の為に
正法のお手伝いを休ませてほしい、ということがよくあります。
それはよく理解致します。
しかし、極端な生活の区切りや方向の決定は、
正法者の使命というものの性質からやはり、中庸を外れてしまうのです。
あなたが手を引いた分だけ他の人に負担が掛かることは常に考えていて欲しいものです。
あなたの生活に於て何が一番重要なものとして視野に入ってくるか ー
それによって天に仕えるか世に仕えるかは決まってくるのです。
そして私達はすべてを常にあなた方の究極の幸せの為に計っているのです。
土田さんの母親のような人をも含めて。
世の諸悪を一掃することが天の召命であるならば、
あなたの心の中に悪を憎み、天の聖戦に加わる決意と、それを第一義とし、
且つあなた一個人の責任に於ても、それを為し得る勇気がなければ正法者と呼ぶことは出来ず、
又、私達も天に迎えようと思ってはおりません。
正法者は自らと他への責任に於て諸事を決定しなければならないのです。
"使命感に偽我や無理が伴わないように"と言ったことで、
あなた方に弁明の場を与え、甘やかす積りは毛頭ないことを明言しておきます。
(八十二年四月十五日 口述筆記 千乃裕子)
〖備考
この頃、大阪方面の集い(正法活動の拠点)で大掛かりな背反事件が起きました。
現正法の発足から正法流布の中心となって活躍された方々(土田さんも含めて)
をも巻き込んだものとなりました。
言うまでもなく悪霊の組織的な動きで、再び天上界は大きな犠牲を強いられました。〗