「希望と愛と光」82年4月号 「自由な心について」 ラファエル様
(「天上界メッセージ集(84年7月初版)」220頁掲載)
自由な心についてお話ししましょう。
正法は宗教ではないというのは、
悩みや苦しみを神に預けず自分で解決するということともう一つ、
自由な意志によって為されるものであるという二つの点から成り立っています。
自由意志で為されるということは、
宗教のように絶対的服従によってユートピアを目指すのではなく、
一人一人が"ユートピアにしたい"と心から願い、動く姿勢です。
何かに強制されるのではなく、自ら進んで歩いてゆくのです。
それ故に正法は縛るものではなく、解き放つものなのです。
何をするにも自らやらなければ無理が出ます。
そして自ら自己を魂の研磨に掛けるが故に難しく辛いのです。
自由というのは義務と責任を負うての上のものであるのはこのためです。
正法的な意味での自由とは他人の自由をも守る自由であること、
詰り、自己の欠点や偽我を放置するものであってはならないのです。
自由な心と柔軟な心とはどう違うでしょうか。
ごまかそうとせず自己を見詰めることが自由な心なら、
柔軟な心は他への理解の助けになるものです。
隣りの人に対して悪いことをした時、
自分が悪かったと認められるのは自由な心、
"悪かった、もう二度としない、どんなにあの人は傷付いたろう"と考え、
謝れるのが柔軟な心です。
(八十二年三月一日 口述筆記 土田展子)