「希望と愛と光」81年1月創刊号 「"希望と愛と光"の意味するもの」 ガブリエル様
(「天上界メッセージ集(84年7月初版)」191頁掲載)

 追い詰められた義人が敵意と迫害に耐えながら暗闇の中で自らを支えたのは、
勇気を伴った尽きることのない人と神への愛でした。
 如何なる害にも屈せぬ魂の希望は義人の徳を高め、
暗い闇の中に一人立ちなずむ者の足元を照し、
顔輝かせる為に天より光が与えられました。

 希望と愛と光、この三つは意義に於ては皆同じであり、
破壊の時代を生きる者にとっては、目を閉じれば浮ぶ篝火(かがりび)でありました。
 平穏で邪悪な現代ではよくその意味が理解されず、真偽の程の見分け難い三つです。
 絶望に対し勇気を持たせるのは希望、耐えさせるのは愛、道を示すのは光です。

 時代がどれ程変り移ろうとも、人間が荒廃しようとも変らぬは何でしょうか。
 それは自分より他人のことを考え思うという愛と、明日はきっと良いに違いないという希望、
そして正しき人に与えられる天の光なのです。

 もしあなた方が自分の中に聖なる愛と希望と光を求めるならば、
義の道を歩き、未だ聞く人少なき天の声を伝える為、動きなさい。
                      (八十年十一月二十九日 口述筆記 土田展子)

天上界からのメッセージ - 神から授けられた正法