最終の警告
「慈悲と愛」78年11月創刊号 ④「最終の警告」
(「エルフォイド」14頁掲載)

「手記(口述筆記) 土田展子(霊能者)
(一九七八年)一月四日 夜十二時、
眠ろうとしていた私の眼の前に、 直径四十センチの真赤な火の玉が
二つ黄金色の光を伴って飛んで来ました。
 火の玉は二、三分静止すると寝ている所の一メートル上に留まって
かげろうの様に黄金の光を放射していました。
 その内どこかへ飛んで行き、目を見開いて見ていると、
ブルーの服を着た長身の天使様が飛んで来られました。
 その天使様は私の上を、黄金色の光を振り撒きながら二、三回旋回し、私の横に降りて来られ、
良く見ると他に黄金色の服の方、銀灰色の服の方、緑の服の方がおられました。
 驚きで呆然としていると、その内のどなたかが、
「起きて今から私の言い示すことを筆記し、人に伝えよ」と仰しゃり、
私は急いで起き上がって電燈を点けたのですが、黄金の光で周囲は何も見えませんでした。
(明るい方が霊視がよく利くのです)
 そしてペンを取って待っていると

「メッセージ。エル・リヒトエイム・カンタルーネ王、エル・シャルレア・カンターレ公爵
(エル・ランティ=エホバ)、エル・ピレッテラ伯爵(ミカエル大天使長)、
エル・ビッテルナ・ピラッティライラ公爵(テリエル(ベー・エルデ星)大天使長)
より千乃裕子様へ」と指示され、次のようなメッセージがありました。

「千乃裕子様を通じて人々へのメッセージ
 銀河に輝く何億万もの星は真実を余す所なくそなたに伝えよう。
 正であり義であると記された天上の信義は自然の中に姿を変え、
歴史の中に人を変え明示されてきた。
 宇宙の中で精巧でしかも狂うことの許されない法則と同様に存在する
正法と名付けられた真理は絶対なものである。
 妥協を許されぬ厳しいものであり、誰も正法の上に君臨することは許されない。

 メシヤ崇拝を繰り返そうとする汝等よ。
 正法を理解はしても悟り鈍き汝等よ。
 裁きの時は来ているのだ。
 最後の羊飼いとして選ばれ、ミカエルの意識を通じた後継者をも認めようとはせず、
汝等は一体どこに救いを求めるのか。
 金銭であるか、権力であるか、名誉であるか。
 権力によって、金銭によって、この世の名誉によって救いの道が開かれると思いしか。
 天の意志に沿うと思いしか。
 目明きでありながら盲である人は、今真実を見なければ、
魂の終る時までその世界は暗闇であろう。

 後継者と名付けられしは王に権力を売る者ではない。
 天の意志を伝え、そなたらの僕となるためである。
 嗚呼、歎きの鐘は天に鳴り響き、地上には警告の鐘が鳴っている。
 悔い改め刷新せよ。
 最終にして最新の後継者(詰り汝等の心の僕である)も間もなく最後の灯を消すだろう。
 その昔、数々の法灯が万民の僕となる為、
すべてを使い果たして燃え尽き天に上がって来たように、
千乃裕子も細い糸のような灯を消しかけている。

 人々よ。
 何が素直であるのか、何が謙譲であるのか、何が正法を広めるのに相応しいのか、
よく考えるが良い。
 かくの如く最も基本であり、簡単で易しいことが最も忘れ易く踏み躙り易いのだ。
 それを忘れ、踏み躙る人々に、法を説く権威は与えられない。
 人に崇められ、奉られ、尊大に扱われることを望むメシヤと自称する人々に天は何も求めず、
只、正法の実践のみを人々に訴える後継者、千乃裕子に、
そしてその協力者、助力者に天の光は与えられる。
 我等が後継者として天上の意志を伝えるは、ミカエルの本体なる千乃裕子なり。
 拝み、崇めよと言うのではなく、只、天上の意志の仲介者として、
彼女を通して示される我等の言葉に耳を傾け、正しいものを判別せよ。
 これが最終の警告である。

 心があり、目が明き、耳の聞こえる五体満足な人間ならば、
この天の声が聞こえたものと信じよう。
 光は何時も心素直な者にあり、栄光は心豊かな者にある。
 願わくば、人の子皆イエス・キリストの再臨の時に目覚め、集まり来ることの出来るように。
                           (一九七七年)一月八日 土田展子」

 付記 (このメッセージ(一月四日)は、伝えられて間もなく五、六名の重要な方々に
お送りしましたが、その後サタン・ダビデと信次先生の手により私、土田展子さん他、
問い合わせた先で下書きも共に紛失させられてしまい、
新たにミカエル様他の方々により作り直された(一月八日)ものです。
 現象部分は幸いメモにしてあったものがそのまま残っておりました。 ー 千乃 )

天上界からのメッセージ - 神から授けられた正法