第一部 天の教え
第九章 共産主義(悪魔のイデオロギー)

三節 共産主義に洗脳されたイスラム教は、宗教とは名ばかりのテロである
「慈悲と愛」80年5月号初出 ウリエル様メッセージより
&「天上界メッセージ集」104頁

イスラム圏は貧困層の救済システムが僧侶の生活保障と共に経済機構に組み込まれていて、
商人は収入の十分の一を必ず僧侶に喜捨、その一部が貧困層を潤している所なのです。

 他国と違い、貧民は餓死するという事がない。
 だから奇異な印象を与えるが、貧民を代表する大学生が多いという事実が存在するのです。
 そしてまた、この層に無知、文盲が多いという理由は、
僧侶と同じく、彼等はある程度は働かずとも生活していける社会に住んでおり、
学問をして才能や技術を磨かずとも生きていける国に住んでいるからです。

 いわば"怠け者の身勝手な理屈"であり、復讐に全エネルギーと時間を掛けるのは、
他に生死を賭して達成すべき目標がない。健全な目標を持たない。
 
ホメイニが音楽を禁じ、情操のすべて、人間の優しさを培う物を国民から取り上げて、
好戦的な意欲以外に不満や欲望のはけ口を持たせず、昇華させる方法をなくし、
国民の全エネルギーと関心を反米感情にのみ振り向けた。


 そこに、国際法や国交の入り込む余地はなく、
世界の良識と極端に食い違う彼等の"身勝手な理屈"の温床があるのです
※1)。
 この温床は狂信者、禁欲主義者、共産・社会主義革命家に共通して培われるもので、
一貫して情緒欠如型の病的精神構造を生み出すものなのです。


 即ち宗教に関する知識のみで教養なき過激派の一介の僧侶ホメイニを、
イマム(救世主)と呼ぶイラン国民は、技術導入により彼等の国の産業、工業化を推進、
一般生活様式の向上と合理化を計り、向学心を与えようとした(※2
進歩的文化人・知識人である元国王パーレビ氏を、イスラムの宗教儀式は好むが、
努力や精進は好まぬ怠け者の大合唱で追放したのです(※3)。 」

「イスラム教徒の"目には目、歯には歯を"の生き方は時に大変残虐なものとなり
穏健な国を驚かせますが、家畜を殺し食する遊牧民的習性を残し、
殺人を何とも思わぬ前世紀的習慣に生きる彼等に取って、
封建制の圧力は最初はそれ程でもなかった筈です。
 却って国王の導入した近代化の波と教育の質の向上が不満分子を増しました。
 それが国の民主化の台頭でもあったのですが、
近代化の恩恵に浴した商人や文化人は多く居た筈です。

 近代化と民主化が何ゆえ不満分子を増したか。
それは左翼分子という、ソ連の後押しによる過激派の自由主義打倒の煽動を
許すことに繋がったからでしょう。

 パーレビ元国王の国民の生活の向上と、国の水準を高める努力が無かったならば、
左翼分子の策謀もかくの如くイランを王制打破から革命にまで持って行けなかった
ことは明らかです。
 曾ての多くの例からも明らかなように、
自由主義社会に於てしか社会主義化の裏面工作は成功しないのです。

 私はパーレビ氏以前のイランを是とはしませんが、
イラン革命の実情は国民の訴えのみを取り上げてもすっきりはしない何かを感じるのです。
 その何かを冷静に分析するとこういった要素が浮かび上がってきます。
 左翼分子の扇動が介在しなければ、王と国民の結び付きはもっと容易で、
パーレビ氏は善政を敷き、イランの民主化及び近代化はもっと円滑に行われたであろうことは
想像に難くないのです。

 常に争いを齎すものは誰か。
 それは社会主義・共産主義思想に他ならず、諸国の内政に干渉するものは表面に現れずとも、
必ずソ連に於て他にないのです。

※1注。
 全く同様に反日感情の前に、国際法を無視、約束(信義)を踏み躙り、
憎悪の念に魂を染め上げたのが今日の韓国民であり、悪魔に魂を支配されたのか、
自ら奉げたのかイラン国民同様、偽我に馴染み易い民族性なのでしょう。

 また日本国籍を敢えて持とうとしない在日(北)朝鮮人は、
他の民族にはない恩恵(特権)を(売国的左翼政党とグルになって)日本国家から奪い取り、
自分達の先祖は日本人に迫害されたのだから、
自分達に償うのは当然である(統一教会の文鮮明談)、
自分達は(寄生に胡坐をかく)特権階級であり続ける為に、日本人に償わせ続けなければならない、
日本人を許したら、最早特権階級でなくなると、自己保存に汲々としているのでしょう。
 他所の民族が、その国の国民に迷惑となること敢えてする、
罪を認めて償おうとしないからだ(ゆすりでしょう)と正当化する、
嫌われるようなことをしておいて、それを差別と騒ぐ者は、
愛するに値しない者は愛されないと仰しゃる天上界を真の神であるとは理解不能であり、
またそれは悪魔に心が繋がれているが故であることも悟りようもない者です。※1注終)

※2注。
 そのような善意を理解出来ないのでしょう。
 日本の善意を台湾では受け止められ、韓国では憎悪に変わりました。※2注終)

※3注。
 伊藤博文吉田松陰(ミカエル様の分身マルチン・ルターの本体)の下で学び、
木戸孝允( = 桂小五郎:ブッタ様の分身空華道人の本体)に従事を暗殺したテロリストを
英雄として称えているのが韓国です。
「(人殺しの)バラバを赦せ、イエスを十字架につけよ」
と言ったパリサイ人の同類でしょう。※3注終)

天上界からのメッセージ - 神から授けられた正法