「JI」84年5月号 「神に愛されぬ人生を生きて、何の喜びがありますか」 ミカエル大王様
(「天上界メッセージ集(84年7月初版)」185頁掲載)

 今月は正法に関係している方々の自己犠牲についてお伝えしましょう。
 資金面や技術の提供などに於て、犠牲的に奉仕される方、
ボランティアのように、時間と労働を御自分の余暇を割いて、提供して下さる方なども、
犠牲的な立派な行為であり、真に立派な方々です。

 その上に更に、正法の為に生命を賭して奉仕される方もあります。
 悪霊の為に生命を落されたボランティアも一人居られましたが、
それにもまして、集いの主宰でありながら、千乃裕子の多忙と病身を気遣って、
ご自分の病状を語らず、黙って癌で逝(ゆ)かれた方もおります。
 その美しいお心には天上の者の魂が宿り、そうあらねばならぬながら、
胸を打たれ、頭が下がる思いです。
 勿論、話して頂き、助言をさせて頂く方が私も喜び、
集いも貴重なリーダーを失わずに済むのです。

 しかし私も数え切れぬ美しい魂を、多く多く失いました。
 悪魔とその配下の為に、

不本意に失ってはならぬ人々を次から次と失い断腸の思いをしました。
 正法の為に生命を捧げられた方達を含め、

改めて善を抹殺する悪の邪心に怒りを覚えるのです。
 サタン・ダビデといい、イデオロギーの相違だけで人を虐殺して何も感じぬ悪魔の思想、
共産主義とそれを擁護するテレビや新聞などのマスコミ、
悪魔の支配するソ連との友好をのみ是とする政党といい、天とは何の関りもない人々です。

 天は社会の破壊を導く者として一切彼等を切り離し、
この世に於ては地獄に落ち、苦しみつつ破滅するがままに任せる決意を新たに致します。

 他のあらゆる社会主義と同じ、
邪心と野望の為に左翼の同志が裏切り合い、苦しめ、殺し合うのです。
 社会主義者自身が不幸に常住し、滅し合います。
 そして四次元に於ては私達の裁きを受け、消滅され、魂は残らないのです。
 只この世に於て地獄の世界に生きるだけの人生を、
共産主義や社会主義は味わうことになります。
 天を裏切った多くの人々と共に、希望も喜びも無い人生です。
 それ故に、あなた方正法者や正法に共鳴する読者の方々は、
如何に無理解な御両親や世間と対していようと、
天に通ずる希望と喜びを得て日々を送ることが出来るのです。
 神に愛されぬ人生を生きて、何の喜びがありますか?
 滅びと消滅を約されて生きる身となれば、絶望しかないのではありませんか?

 その為に私達天を偽物と断じなければ、自らの安らぎを覚えぬ程の不安を感じ、
天に背く者も、無視する者も等しく、千乃裕子を介して現れ、語りかける神 ー
即ち私達を悪霊や偽物と中傷して廻るのです。
 神に愛される人格として生きる道は厳しい。
 しかし、永遠の喜びの為に天はあなた方を厳しく導き、育てるのです。

 その天を恥とし、産まれる子供の安全の為にと慈悲と愛社を辞めた愚か者も居ります。
 雇用の際に選ばれたことを誇りとし、喜びとすると誓った者なのです。
 そして又、過去に於て背反する者のリーダー格となった者はすべて、
"天と正法の為に生命を捨てます"と涙まで流し、誓った者達なのです。愚かしいことです。
 自らを天に印象付け、尊しと人に迎えられる為の自己顕示的な言葉であったのでしょう。
 真に私達の為に尽す方達は、自らを飾る事は語らず、他を中傷する言葉は口に出しません。
 正しい批判は別として ー 。

 私達が心から喜ぶ人格は何れであるか、あなた方も容易に理解されるでしょう。
 長い道程(みちのり)を私達に付いて走ってこられる方々にこそ、
真の希望と喜びが与えられていることを悟って頂きたいと思います。
                 (八十四年四月十日 口述筆記 千乃裕子)

天上界からのメッセージ - 神から授けられた正法