「JI」83年11月号 「神を捨て、共産主義を信じて得た理想郷とは地獄のことであった」
          ウリエル様
(「天上界メッセージ集(84年7月初版)」176頁掲載)
 
ソルジェニーツィン氏が「神に帰れ」という講演を今春米国で行ったと聞きましたが、
神の存在をも否定し去った共産主義者が、彼等のいわゆる理想郷を実現してみて、
その地獄の様にようやく目覚め、神に帰ることで初めて人間であることを得、
自由の真の価値を生まれて初めて知ることが出来た、その感慨を語るものでしょう。
 体験しなければ悟れない生命を持つ者のカルマは悲しいものです。

 現在日本に於ける左翼団体や組織や政党の幹部以外は、100%自由社会に育ち、
放縦を自由だと思い込み、冠婚葬祭宗教を神だと思い込み、且つ、マスコミは宗教宗派と同じく、
真の神の存在とその説く法を認め、従うことを恐れています。
 マスコミ関係者は生活してゆく為に、左翼を操る悪霊に節操を売り渡し、
宗教宗派も同じく、団体の存続の為に悪霊に身を委ねて、益々神から遠ざかりつつあるのです。

 自らの手でせめて内部改革をと立ち上がろうともせず、益々虚偽を重ねて、
地獄の使者である左翼の傀儡(かいらい)と化す者も増えてきました。

 愚かな民は、
彼等に巧みに取り入る左翼やマスコミや宗教団体の話術に盲いて歩む死への道を知らず、
神の存在に気付くことが出来ずにいます。
 彼等は神を知って迷う小羊ではなく、サタンを親だと思い、死の鎖に繋がれ、
自らの意志で地獄への道を辿りつつあるのです。

 私達に耳を貸そうともしない、サタンとその配下に従う小羊達を救う道はありません。
 羊飼いの角笛に立ち止まろうともしないで、
嬉々と悪霊に導かれて狼の群に交じり、従っているからです。
                  (八十三年十月二十四日 口述筆記 千乃裕子)

天上界からのメッセージ - 神から授けられた正法