第七章 天使の詩集 ー 七大天使

 (一) ガブリエル大天使

 永  遠
道ばたに転がる石の多くあり。 その中、
赤土に染まりしものは 赤石の如く見ゆ。
黒き土に転がる石は黒く、
白き砂に隠れし石は 白くさえ見ゆ。

石ころは黙してもの言わぬうち、
何千年の歴史を隠し持つ。

その如く
黙して語らぬ人も心の中には様々に
あたりの色に染まり、
個々の心を持つ。 考えを持つ。

語らぬならば語らぬ程、
転がりもせず、染まりたる色は消えず、
しかし そは表面(おもて)のみ。

石とは
不動のもの。
川底に透かし見る集まりは、
白く あるいは苔むして緑色に
己の来(こ)し方を語る。
石は染まりたり、 洗われたり。
表面(おもて)は種々に変化すれど、
そは表面のみ。

かくの如く正法は在りて在りたり。

集まりても 砕けても、
確固たる心に基づかれたるもの。
義の石なり。
永遠に生きるものなり。

人の魂も永遠なり。
正法の魂なり。 永遠なり。

 天 使 の 誓 い
溶鉱炉の火となりし
 天使の魂は
 悪なる魂を焼き尽して止まん。

犯すべからずして 神聖なる
天上の国を 汚(けが)すものは誰ぞ

サタンの名にて 九次元を荒す
 その冒瀆の思いにて 傲れる心は

たとえ我等が父 エホバの
慈悲と許しあろうとも
我は許さじ

辛酸を嘗めし 数億年の思いは
 我等の心を閉ざし至り

比ぶれば 遥かに
ルシファーは 良き魂なり

ベー・エルデより
 地球を己が王国にせんと来たり
 善霊を操りしサタンよ

今汝は宇宙の屑となりしものなれど
その思いはどこに向わんか

我等の国 光の天なる国は
二度と悪なる魂を許さず
容認せず 語ることもなからん

たとえ粒子の 微塵に砕けたる形にても
 復讐を企みたるならば

その思いは 我が魂の
永遠なるエネルギーにて 破壊せん

戦いの戦士として
大天使の翼もて 汝の思いを探り
破壊せん

我が誓いの永遠なるを知るべし

善なる人々と 霊魂の幾千人を
 犠牲にせしか

我等の正義の怒りは
溶鉱炉の火となり 塊となって
汝を追跡し

宇宙の果てまで 汝の企みを見破らん

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