「JI」81年8月号初出 ガブリエル様メッセージより
&「天上界メッセージ集」140頁

天上界の秩序、正しさは、愛と義からなっています。
 愛と義は何処から来るのか。
 透徹した理性による判断力から来ます。
 理性は如何なるものか。
 正しく認識しよう、或いは理解しようという姿勢からなります。
 その姿勢の基本となるものは、
やはり人の幸せの為という愛、真理を通す為という義なのです。」

「天国の証(78年8月初版)」65頁 エル・ランティ様メッセージより
天上界 ー 天国を厳しき法と掟に律せられた、且つ慈悲と愛に溢れる善霊の住み処と見做す時、
そしてそれを三次元に置き換え、善なる人々の集まりから、
ユダの如き悪に転ずる、或いは悪の誘惑に負けた人が出る時、
私達天上界、特に私が今まで背負ってきた十字架をご理解なさるでしょう。
 そしてダビデに言葉巧みに惑わされ、私達を裏切った善霊の気持ちもご納得なさることでしょう。」

 悪霊の介入がないなら、人は神を裏切るような悪に心を満たすことはないかもしれません。
 しかしそのような心は、正義への信念も育つことはありません。
 魂の成長はそこで止まってしまうでしょう。
 善を愛する者がいるように、悪なる心に生きることしか出来ない人間がいる。
 如何様にもなるのが人間だからです。

 神がいなかったら悪魔の存在しなかったか。
 そうではないのです。悪魔が存在したから、人々を守ろうと善なる魂が立ち上がったのです。
 生ける人間の心を正しい心に育てるには、この世に於いて悪に染まらせてはならないのであり、
悪を知り悪に打ち克つ善なる心を見出すことでしか、善なる心を育てることが出来ない。
 天上界の秩序、神の法をこの世に齎すことが出来たのは、
悪魔から人々を守り、導くことが出来たのは天上界の聖霊だけであったのです。

 天上界が賢者に、神の子によって伝えたもの、
神の心に生きる世界、人々の心を神に繋ぎ止めている秩序
(神の心から現われるあらゆる徳)をこの世に齎さねばならない、
悪の蔓延るこの世に、天国の秩序を、神の国を齎そうと神はなされた、
何千年に亙って、如何なる犠牲にあっても神はあきらめなかった、
それを天上界の聖霊はみな理解された。
 それを知ることが人類に出来なかったこと以上の苦しみはなかったのです。
 神自ら十字架であったと初めて語られました。

現象テープ№24 「あなた方が賢くなる為に、私達が与えるものとは」
 80年5月18日 ミカエル大王様現象

「私はミカエルです。皆さんと、他の宗教の方々とどう違うか。どうでしょう。
 あなた方がここへ集ってきたのは、自分の幸せよりも他人の幸せを考えてのこと。
 自分の幸福よりも、他人の幸福を願うものです。
 〖何年か前に、GLAの現象で、慈悲と愛の塊のような人々が動き出すでしょうと、
予告しました(「一九七七年の約束」77年1月12日ミカエル大天使長現象)。
 そのあなた方が、ここに集っているのです。〗
 あなた方の良き所は、互いに謙虚であること。
 互いに互いを素晴らしいと思い遣っている所に尽きるのです。
 他の団体ではどうでしょうか。
 上層部に行けば行く程、増上慢になり、他人に対して何と冷たい態度を取ることか。
 あなた方の中に於ては、上に行けば行く程、
その下にいる人々の僕となるような態度でいるのです。
 上に行けば行く程、謙虚になる。難しいことです。
 私達でさえ、それは、未だに修行中なのです。

〖参考
「現代訳 論語(為政第二の一九)」下村湖人訳
 孔子がこたえられた。ー
「正しい人を挙用しまちがった人の上におくと、人民は心腹いたします。
 まちがった人を挙用して正しい人の上におくと、人民は心腹いたしません」
 参考終〗

 人格の優れた者、善なる心を生かす知恵ある者が上に立たねばならない、
天上界とはそのような世界であり、徳に生きる心を敬う、
その心を失えば、人の魂(人格)は損なわれるのであり、
天国(に生きる魂)を悪(の観念)から守れないのです。

 この世から得ることを以て勝者と讃える。
 その為に失ったあらゆる良き心が、犠牲になった人の心が解らない。
 徳の齎す良き心が解らない。
 人の上に立つ資格なき者、邪悪な者を通して齎されるものに依存する、
そのような者に地位を与える階級社会(ローマ・カトリックを含めて)
を天上界が嫌うのはそういう訳です。

「JI」85年2月号初出 ミカエル大王様メッセージより
&「天上界メッセージ集・続」49頁

「私達はマザー・テレサや法王のみを尊しとして、人が皆そのような人を選ぶならば、
社会は崩壊すると警告したいのです()。
 現に宗教は道を誤って、共産主義を選択し、社会の破壊に手を貸している。
 カトリック宗派はそうではないにしても、現代に於ける宗教宗派そのものの存在は、
世界を危機から救い出す力と智恵と真理を見抜く心を失っております。
 法王が他宗派に健全な道を選択させ得るならば、それも良しとしましょう。
 と言ってもカトリック宗派は宗教としての位置と力しかなく、
それで以て世界を救うことは不可能です。
 又、僧職者に階級があり、権威主義的である、
それ自体がカトリック宗派の存在の価値を失わしめているのです。


注。
 真に敬われるべき者が軽んじられるように、そのような心を育てないように、
スターやアイドルや著名人こそ崇めるべき(即ち人が人生の目的とする)者の如くに
伝え続けるマスコミもまた、神を見失った、悪霊に操られた盲目の心であることが、
このメッセージから理解されると思います。注終)