第一部 天の教え
第一章 天の歴史
八節 サタンの妨害と戦いながら、天の為した救いの業

 (一) 天の真理をサタンの改竄から守る為に
「天の奇蹟 下巻(87年7月初版)」157頁
 著者(岩間先生)の質問へのガブリエル様による解答より
「常にサタン・ダビデとその配下に操られる弾圧者、圧制者の迫害を避ける為には、
信仰深き者の霊能を通じて、天の者達はどのようにしてでも黙示形式の伝達と伝承が
必要であったのです。」

「誰かが解読する迄は伝達、伝承した者にも判らぬように暗号化しました。
 それによって、悪意ある者により歴史が書き換えられようとも
天の真理と真実は残り、 人類は究極のものとして何を求め、
得るべきかを如何に時代が変わろうとも覚り得る為です。
 幻や表象の形を取る黙示や預言は天が与え、或いは書き手の脳裏に働きかけて、
必要な場合には、大天使が霊能を持つ著者や預言者に直接解明したり、解読させました。」

注。
 歴史をも改竄する程の悪意を持つ者が、現代に限らず何時の時代にもいたということです。)

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第一章 天の歴史
八節 サタンの妨害と戦いながら、天の為した救いの業

 (二) 天の姿を語る霊が真の神であることの一つの証例
「天の奇蹟 下巻(87年7月初版)」167頁
 著者(岩間先生)の質問へのガブリエル様による解答より

「(ゾロアスター教典アヴェスターに伝えられた)
アフラ・マツダ神はエル・ランティ = ヤーウェ様、
アメシャ・スペンタを含む七人の大天使は、ミカエル大天使長(現天王)並びに六大天使。
 そしてアングラ・マイニュは正しくエル・ランティ様の双子の弟であり、
サタンと化したダビデなのです。
 有翼円盤はやはりその昔(三億六千五百万年前)地球を訪れた私達のUFOの姿を
ペルシャのダレイオス大王を通じて岸壁に刻ませ()、真実の神として崇めさせたのです。
 何故乗物がそのような形をしているのかは、
後世に於て人々の文明の発展と共に明らかになるであろうと科学者の望みを託して … 。

 又、ユダヤ教、キリスト教よりもゾロアスター教に於て
現在千乃裕子様を介し証されている天上の姿と真実がそのままに語られ、明示されているのは、
天上界がすべてを語ったからなのです。

 尤もそれまでにも神話化しているものにも天の真実は、
部分的にでも明かされてはおりますが … 。
 ここでもメシヤの出現は語られておりますが、十字架と復活による救いではなく、
天の意は、あくまで審きと救いであったのです。

 十字架と復活、割礼、生贄の供えなどは
常にサタン・ダビデの冷酷でサディスティックな性格の副産物であり、 主張であって、
エル・ランティ様は押し切られた形で容認させられてしまわれたのです。
 それがダビデの遠大な悪の王国の設計であるとは知らずに ー 。」

注。
 大衆(俗人)に受けようとする低俗メディアと、
取り柄はないが自己顕示欲だけは強い俗人とが一致した欲望の下に、
UFOやらネッシーやらはたまたファチマの奇蹟だと騒ぎ立て、
目立てば互いの欲望が満たされるような現代と違い、
古代のダレイオス大王の時代に岸壁にUFOを刻んだところで、
ダレイオス大王が大衆から得るものなど何もなかったでしょう。
 神も円盤も理解されなくとも、
ダレイオス大王が岸壁に刻ませたのはその神々しい姿に畏敬の念を抱いたからであって、
大王自らが神の如くに人々に崇拝されんが為でなかったのは言うまでもないことです。
 天上界のその証言を真実であると直観出来ない者は、
UFOに乗った神々よりも、俗人でも乗れるUFOにしか関心が持てないのかも知れませんね。)

〖信じない人々へ
 天の使いを名乗っている霊が、ゾロアスター教の伝える天上界のあり様を利用し、
今こうして伝えているようにその時も天の真実を語り、
ゾロアスターにも真実であることを理解させた者であるかのように装い、
偽って天上の者に成り済ましたに過ぎないという言い分は理屈としては通るかも知れませんが、
私達はゾロアスター教の伝える天上界を信じていたが故に、
彼等の語る天上界が同じだから真実であると納得したのではありません。
 それまでの彼等の伝えられた真理から、彼等が、現天上界が真実であると信じたのです。
 彼等がゾロアスター教に於て、また旧約聖書に於て
自らを証されていたことを知っていた正法者はおりませんでした。
 彼等が知られてこなかったのは、
サタンが彼等の存在を、彼等の為して来た業を消し去ろうとしてきたからです。
(天使とは神の愛される人間に仕えさせる為に創造されたものだと
教え込まれた似非クリスチャンがおりました。
 サタンの齎した偽りの信仰に信者は生きてきたのです。)

 素直に聞けば疑いようが無いのに、理屈を以て彼等を信じようとしない人達は、
今迄通りの信仰に安住していたい、自分の信仰が脅かされる恐怖から逃れたい、
信仰の根拠の浅さを覗くことが恐ろしいのでしょう。

 そのような方にとっての神とは、真実か否かの問題ではなく、
自分にとって認め得る神か否かの問題なのでしょう。
 神の存在を感じられない者は、実在する神の御心を知ろうとはせず、
絶対者として精神を支配することを許している信者には、
神様をどのような方と信じれば、自分の信仰をお喜びになり、

自分を神の子して天国に迎えて貰えるか、
そのような考えからしか神を考えることが出来ないからなのでしょう。

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八節 サタンの妨害と戦いながら、天の為した救いの業

 (三) 神と悪魔が共に神として人類に働きかける中で、神を信じる者に真の神が見出されたこと
現象テープ№21 「原罪とは」より
 80年4月13日 ラファエル様現象

「過去に於ては、人類は知性の発達も遅く、判らぬ者が多かった故、
自分の理解の範疇を超えるものであった故に、神を創り出しました。
 即ち自分の存在を超えるもの、自分の理解の範疇を超えるものとしての神を創り出したのです。
 そして神に拠ることによってのみ疑問に思った点、分からない点を解決してきました。」

〖備考
 信仰は、神の心を知らぬ者にも生まれるということです。
 自然現象(雷や嵐など)が何故起きるか理解不能の時代の人類に、
神と悪魔が替りに答えました。
 力ある者としての神の保護を通して、
人類の知り得ぬ神の心(善)への理解に向けて導かれました。
(現天上界の統べる天国が存在しなかったら、
人類はサタンの支配する地獄に導かれたかも知れない、
彼等の存在に気付いた時、現天上界の思いを理解されるのではないでしょうか。)
 神の導きに従おうとする者を守り、
その妨害者、そして罪に生きる者には、罰する為に力を顕されました。
 悪魔はその力を通して、恐怖を人々の心に植え付け、
人々を恐れさせ得る者(を通してサタン)が支配する世界を齎そうとしました。備考終〗

「天国の証」初版(たま出版発行)にのみ掲載 282頁
「大天使方のお詫び 一九七八年四月
 私達天上界がこの紙面を借りて改めてお詫び致さねばならぬことがあり、
私ラファエル大天使が代表として、それをここに記述します。
 それは『天国の扉』(未来の幸せをめざして)に種々の細かな疑問となる箇所が
(本体、分身表の人名、年代などに過ぎませんが)、読者及び関係者のご指摘を受けましたので、
個々に御返事致しておりますが、その理由を明らかにしたいと思います。

 訂正の上、今度は正確に細かく分類した表がこの章に載せてあります。
 それらの喰い違いや疑問は正しい御指摘ですが著者千乃裕子様の責任となるものではないのです。
 なぜならば、それは故意に天上界の意志によって千乃様が見落とされるよう、
調べる時間が無く、体力も無い状態におさせ申した故のものでした。
 手伝った高校生もギリギリの時間的余裕しか与えられません極限の状態でした。
 それはエル・ランティ様の御意志で、私達七大天使にそう計るよう要求なされたことなのです。

 即ち、どれだけの方々が細部に拘(こだわ)らず、
理論の上からは完全であるこの正法解説の書が改正された理論ゆえに、
三次元で受け入れ難いかも知れない。


 しかしいろいろな奇跡もまた証されているのであるから、これより目覚め、
使命を感じる方々は真の法灯となるべき方々であり、その細部のあまり重要でない誤りに拘り、
これを悪霊或いは三次元の頭脳から出たものであると結論付ける方々は、
正法を説く資格のない方々であること。

 天上界はその方達の協力を必要としないことを明らかにするための試みでした。
 これは天上界の計画の一部であり、千乃裕子様に責任は無いことを重ねて申し上げます。
 そして改めて、私達七大天使ならびにエル・ランティ様のお詫びを申し伝えるものです。
                                ラファエル大天使」

 神は、人々を篩(ふるい)にかけられる前に、救いとなる真理を伝えられました。
 真理を求めていた者にとって今までの宗教からは想像も出来ない真理を、神自ら齎されたのです。
 その神を疑い、救いの手を取ることを拒んだ者が、自ら堕ちていったのです。
 真の神を信じた人々に、神の試みであったことを、このようにお語りになられました。
 神を信じた人々を、天上界がお喜びになった故の証であることがはっきり伝わってきます。

 天上界の神々の真理への思い(の純粋さ)は、メッセージの至る所に感じ取ることが出来ます。

 今を生きる神の心を知ることが出来ず、何故知ることが出来ないのか分からず、
それでも神を信じるしかないと考えている人は、神の心に近付こうとしていない、それが出来ない。
 宗教は、神の御心を知ることは出来ないもの、
知り得るという考えは、神を畏れることを知らない悪魔の心というのです。
 現正法は、神の心は人々の内に誰もが持っているものだと教えます。
 その心に近付けば、天上の神々の心と同じ波動を持つ故に伝わることを教えます。
 そして天上界はその思いを人が受け止められる為には、人が内なる神の心に近付くしかない、
その為に魂を磨くこと、正しく生きること、人を愛することが、何故大切なのか、
それによって人々が神の心を得る、その心だけが天と人を繋ぐものであることを教えられます。
 宗教が神の教えを妨げているいるのです。

 神の御心を感じ取ることが出来ない心だから、悪魔を見抜けないのです。
 悪魔も人を導いているのです。心が盲目であってはなりません。
 神の御心が解らなくても信じるというのは、深い信仰ではありません。
 深い信仰とは、真の神の御心に繋がる内なる神の心に立脚した信仰です。

 神の御心が解らないで平然として来れたのが、
己が心が悪魔の世界に繋ぎ止められている何よりの証拠だとは決して考えない、
謙虚なる心を知ることなく、高慢なる心の醜さも悟ることのなかった人々なのです。

〖絶対神故に敬い、神の御心を知ろうと望まないことが謙虚な心と考える信者は、
神の御心が解らないことは、神への愛がないからとは考えない。
 彼等が求めるのは力による保護に過ぎない。
 サタンが圧倒的な力を彼等に見せ付け、
神の怒りから魂を守ることが出来る彼(サタン)に従うように唆し、
彼等の心に入った時、彼等の心をサタンに繋ぎ止めた
(サタンの想念に同調する心に変えた)のです。
 サタンに従った彼等は、共に天を滅ぼそうとしました。
 真の謙虚がどのような心なのか、彼等は知りませんでした。

 絶対神に愛されたいが故に、
神の御心の解らぬ鈍感な己が心を恥じることも知らぬ彼等は、
神の御心を知らずとも神を愛する己が愛を、神に誇りました。
 そのような高慢な心を神は嘉されないことも解らぬ、
(神の御心は人間には知り得ぬものと、神の思いに背を向けていながら、
自分に都合の良いように)己の物差しで神の御心を測っているのであり、
神に対して偽善を図るのであり、彼等の内なる神の心に対して欺瞞を図るのです。

 彼等は善我なる神の心を知らず、神に愛されているとの自惚れから、
サタンの思いを、サタンに従おうとする己が偽我を悟らず、
サタンに心を奪われたのです。〗

 己が信ずる宗教の教義の上に信仰を築いている者に、
その心が善我に背を向けた偽我と悟らぬ者に、神の声は伝わりません。
 教義に生きる安穏とした心の愚かを正す声に神の智慧を悟ることも、
己が心の愚かに目覚めることもなく、光の世界を知ることは出来ない。
 光の世界から来た彼等に出会って尚、天の者と認めることが出来ない心だからです。

 盲目の信仰に安住する、神を偽る悪魔を見抜けぬ知恵無き者達の所為で、
多くの善霊の生命を危険に晒すことになった。
 それでも自己保存に生きる宗教から目覚めることがない。

 善人と言われた者であろうと愚か者を天に迎えれば犠牲を強いられることになる、
唯一の天上界の最高次元に在します神自らが名乗られ、天の真実を証されました。
 モーセ様と共に四十年に亘ってユダヤ民族を導かれた神・ヤーウェ様、
イエス様を通して、父である神として語り掛けられたエホバ様、
悟る為には死をも顧みず、悟られてからは、
人々に知られて覚者として崇められることを欲しなかったブッタ様を
布教へと導かれたブラフマンと名乗られた神は、名前こそ違いますが同じ方、
唯一の天上界を統べられる、全ての高次元の聖霊から愛を以て忠誠を誓われた神、
天上界での名前をエル・ランティと呼ばれた方でした。

 エル・ランティ様によって天の預言者(メシヤ)、覚者へと導かれた各々の宗祖を信じる信者は、
他の宗教の神を認めず、己が宗教の神のみが神と信じる。
 その神はその宗祖に語られただけで、現代に至り、地球規模の危機を迎えて尚、
何ら語ろうとしていないのを不思議に思わないのでしょうか。

 それとも神は語っているかも知れないが、
今迄信じて一生を賭してきた宗教に神は居られないかも知れない、
今を生きる神の声に耳を塞ぐ、
愚かな一生であったことを認めることになりはしないかとの恐れからか。

 神は自分達の宗祖のような偉大な人を通してしか語らないと、
そのような人は二度と出ないと決め込んでいるのか。
 神は自分達の宗祖にしか語られていないと信じてきた信者は、
今、神が新しい宗祖(、預言者、霊能者)に語り掛けたことを認めれば、
自分達の宗祖の教えは、時代遅れの、
最早神はこの宗教(を信じる者)に在
(おわ)さないことになると思ってか。

 そうではありません。
 高橋信次氏を通して新しい教え・正法を語ろうとされたのは、他ならぬブッタ様でした。
 しかしGLAにサタンが介入した為、操られた人々に正法が歪められてしまいました。

 ブッタ様が、イエス様がお悟りになられたことも、当時の人々がすべてを理解出来ぬ場合は、
方便を以て語られたと仰しゃっておられますし、
天に昇られてから今日に至る迄(天上に於て、また転生に於て)、
更に深くお悟りになられているのですから、
教典に書かれていることが宗祖の悟られたすべてとして、
他を一切認めぬのは宗祖(を遣わされた神)に従う者ではない、
宗教団体(の教義)に従おうとする者です。

 ブッタ様が宇宙即我を悟られ、その後、科学の発達により、
宇宙の構成物質と人間のそれが同一であることが解明されました。
 天上界高次元に在します最高に進化されたベー・エルデの方々が科学によって、
その真理を解明されていました。
 今生でのブッタ様の時代は、宇宙の、物質の真実を知り得なかったにも関らず、
宇宙と人間が同じであると直観されたのは、
宇宙の真理を科学によって解明されていた天上界の神々の英知を、
彼等の意識を通してブッタ様が直観されたと考える方が、
神に導かれながらも、到達に数千年を要した科学の真理を何も知らない時代に、
たったの数年で己が智恵と精神力のみで(宇宙を自然を生かしめている)真理を直観された
と考えるよりも妥当だとは思われませんか。

 生老病死を悟ろうとされた方が、宇宙即我に至るのは、
この世での知識からは得られない時代でありながらも、真理を真理であると直観出来たのは、
ブッタ様の真理を直観する精神が、知性が、
それを伝えようとされた(ブッタ様に合体された)高次元の聖霊と同じにまで達せられた、
神々の叡知をその一瞬に許容する理解力が既にブッタ様にあったからこそ、
大悟されたのだと思います。
 ブッタ様の悟られた中道を信じ、生きようとする真理への素直さを持たない、
智恵に生きることを知らない心で、如何なる悟りが得られると思っているのでしょう。

 現代に於て、これだけ科学により解明された真理を学び、更に、正法が如何なるものか、
神ご自身が語りかけるという奇蹟を体験し得た者が、その真理を悟り得ない現実を知れば、
ブッタ様が如何に優れた知性と精神を持たれた方であられたか

お分かりになることと思います。
 その知性に導かれぬ信者は、宗教に盲いているのでしょう。
 又、ブッタ様は自然が生き物へ注がれるものが慈悲であり、
その中で育った人間の心に宿し得るものであることを、己が身を以て人々に悟らしめられた、
真に天に導かれた方であられたことは、
信仰する宗教を問わず天国に迎えられた方々は誰もが理解するところです。
 そのような慈悲の持ち主しか、天国の門を潜(くぐ)ることは出来ません。

 偉大な理性に解明された真理(宇宙、自然の法則)も、人の理性に理解されぬ、
理性を目覚めさせぬ、自然の法に生きぬ、自然の調和に与ることの出来ぬ人間は、
真理を知らずとも、自然の法に生きる動物に劣るものと天上界より知らされました。
 他人事と、自分達に向けられたメッセージであることすら悟れぬ者達には、
天の無念も伝わりませんでした。
(知恵なき者には、真理が働きかける心がないのでしょう。
 動物にも知恵はあります。
 動物にとって生存の本能はすべての種にとって同質であり等しく与えられたもの。
 自然を統べる唯一の法にあらゆる種の動物が従うもの。故に自然界に調和が保たれます。
 生き物にとって本能は知恵そのものであるとラファエル様は仰しゃいました。)

 救世主(メシヤ)も覚者も、天上界が計画され、高次元の聖霊が転生(合体)し、
天上界が守護し、悟りへと導かれてきたのです。
 救世主が齎されるか、救世主としての人格に相応しいと認めるかは、
すべて天に於て決められることです。


 同じように、信者として相応しいか否かは、その救い主が決めるのです。
("あなた方が私(イエス様)を選んだのではない。私があなた方を選んだのだ。")
 唯一の本物の宗教の信者だから救われると、信者に決める資格は何もないのです。
(ユダヤ人は自分達に与えられるメシヤは、ダビデ王のような指導者に違いないと、
イエス様をメシヤと認めませんでした。)


 天から受け取るべきは、天の意志です、法です。
 宗祖は、それを語るに相応しい人格と認められたが故に、
神を、法を現わす能力と資格が天より与えられたのです。
 そして、それを受け取るに相応しい者としたのは、自らに課した努力に他ありません。
 彼等の立派な人格故に、悪魔によって歪められることもなく、

神の思いが純粋に伝わり得たのです。
 彼等の神の心を通して真の神の御心が現れたのです。


 真の神は唯一です。己が宗祖の伝えられた神だけが本物で、
それを信じる信者だけが救われるのではありません。
 他の宗祖の神も同じ方なのです。
 神はあなた方の宗教だけを、神の宗教とし、
あなた方だけを神の子とされているのではありませんし、
そのような選民意識を持つ者を神の子とは、認めません。
 神を語る資格はないと仰しゃっておられます。
 今を生きられる神、現天上界は、ミカエル様が合体された方(天が証された後継者)を通して又、
天の立てられた霊能者を通して、天上界の聖霊自らが名乗り、語られました。
これまでは、天は宗祖の意識に働きかけられましたが、
宗祖が理解されたものを、宗祖の言葉として語られたに過ぎませんでした。

 メシヤ(救世主)を廃止したこと、天は救いの為に、メシヤを遣わすことは無い、
メシヤの再来は無いことを伝えられました。

 天は、人(天の救いに与らない者)の目に見せる為の奇跡は二度と行わないことを、
人類が悟るべき真実を伝えたのだから、己が悟る為には、天国に迎えられる為には、
自らの努力しかないことを語られました。

天上界からのメッセージ - 神から授けられた正法